1万円台の格安タブレット、だけどXiaomi。そんなRedmi Pad SE 8.7をYouTubeで数多くタブレットレビューしてるヨーイチが、実機を使って詳しく解説。
Redmi Pad SE 8.7の価格
発売当初はAndroid14がベースでしたが、今はAndroid15ベースのXiaomi Hyper OSに変わり、格安メーカーにはないOSのアップグレードをしてくれるので、安心して使い続けられる。しかも最近のセールでは1万円切りの驚異的なプライス!!
Redmi Pad SE 8.7 (4+64GB) : ¥9,980 (セール時)

メジャーメーカーのタブレットがこの価格なのは驚き!!

8インチサイズの外観やボタン配置
背面はマットな質感の樹脂系。金属じゃないけどザラつき加工で手油が目立ちにくい。ロゴはエンボスで見た目も悪くない。サイズは257×125.5mm、厚みは8.8mm。重さは約373g。
操作ボタンの配置はよくあるタイプで、迷うことはまずない。USB-Cポートの充電は最大18W対応ですが、付属の充電器は10W。より速く充電器を使うと快適です。

ディスプレイ性能
8.7インチで解像度は1340×800。高解像度ではないけど、リフレッシュレートは90Hz対応。スクロール時の滑らかさはしっかり感じられる。最大輝度は公式値で500nit、照度計で計測しても格安機種より明るめの結果。屋外使用でも視認性はまずまず。
色味は自然寄り。前モデルより発色が良く、青みに偏らずホワイトバランスも安定。保護フィルムは貼られていないので、別途用意が必要。ベゼル幅は狭めで、同価格帯の中では優秀な見た目。
ベンチマーク結果と動作感
| テスト内容 | スコア | 備考 |
|---|---|---|
| Speedometer 3.0 | 約3.0 | Unisoc T616よりやや上、G99より下 |
| Geekbench6 (Single/Multi) | 383 / 1364 | ミドルレンジ下位 |
| 3DMark Wild Life | 約690 | Unisoc T616より上、G99の半分くらい |
| AnTuTu v10 | 約271,000 | Unisoc T616搭載タブと同等か少し上 |


操作感は軽めのアプリなら問題なく、Kindle、Spotify、YouTube、Googleマップなどは待ち時間も少なく快適でした。起動時間は約55秒でやや遅めだが、1万円台のタブレットを考えると許容範囲。
バッテリー性能と消費電力
格安でも拘りたいスピーカー・音質・コーデック対応
左右に独立したスピーカー配置で、ステレオ感はしっかりある。音量は小~中~大まで調整幅が広く、ジャンル問わず使える。タブレットなので低音域は出ませんが、価格帯を考えると音質は頑張ってる部類。
ワイヤレスイヤホンのコーデックはSBC、AAC、LDACに対応。この中でも特に、今ハイレゾワイヤレスのスタンダードになったLDAC対応なので、高音質再生が可能。有線イヤホン派にも嬉しい3.5mmジャック付き。有線接続時のノイズは特に気にならない程度。

この価格でLDAC対応機種はめずらしいよ
容量は6650mAh。8インチクラスとしては標準的。YouTubeを画面輝度75%、普通の音量で1時間視聴をした際の消費は約10%でした。これなら動画視聴には十分使えます。
タッチ操作とゲーム向き調整
マルチタッチは10本指まで対応。ただし、3本指スクリーンショット機能がONになっていると同時認識されない。設定にあるジェスチャーからこの機能をオフにすれば回避可能。ゲームをする方は必須の設定変更。
Helio G85搭載で、簡単なアクションや2D系は遊べる。プロ野球スピリッツ程度ならOK。原神クラスの重たいゲームは厳しい。RAMは4GBだが、ゲームもやる方とかマルチタスク目的なら6GB版一択。ストレージは64GBまたは128GBのバリエーションで、eMMC規格の為に速度は控えめ。
Widevine対応と動画サービス
Widevine L1に対応しており、Amazonプライムビデオ・NetflixともにHD画質再生可能。解像度は800pだが、実際の再生画質に不満はなし。動画視聴用途ならコスパ良好。
カメラ性能
- 背面:8MP
- 前面:5MP
- QRコード読み取りなどがメイン用途。カメラ性能には期待しない方がいい。
結論|Redmi Pad SE 8.7はこんな人に向いてる
私の感想ですが
- Xiaomiブランドで安心感を得たい
- 動画視聴や軽いゲームが中心
- HD対応のWidevine L1を重視
- リフレッシュレート90Hzと明るい画面が欲しい
eMMCやRAM 4GBというマイナスポイントもあるが、価格と用途を考えれば十分な性能。格安中華メーカーと比べて、安心感とOSのアップデートを期待できるのも強み。「最低限+快適」を求める層にはちょうどいい選択肢。






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