今回はAndroid 15を搭載した低価格の10.4インチタブレット AvidPad S60 を
11インチモデルと比較しながらその使い勝手を検証する。
AvidPad S60の価格
Amazonで割引クーポンを使うと14999円(4月1日現在)
価格は日々変わります
サイズと重量
AvidPad S60のサイズ256mm × 156mm × 8.2mm
重量約415g
非常に軽く、長時間の使用でも疲れにくい。
比較対象した11インチタブレットは528gあり為に持ち比べるとS60の軽さが際立つ。
デザインとボタン配置
AvidPad S60は明るめのグレーで、フレームと背面が別パーツの組み合わせ。
一体成型ではないが価格を考えると十分な品質。
横置き時の右側面には、電源ボタンと音量調整ボタン が配置されている。
縦持ちでも手に干渉しない設計。
充電とバッテリー
充電速度を測定したところ、付属のUSB-A to C充電では8.5W前後と遅かった。
しかし、USB-C to C充電では16W以上が出ており快適な充電が可能。
バッテリー容量は 7000mAh。PCMarkの測定では6時間50分のバッテリー駆動時間。
YouTube視聴1時間で13%の消費だったため動画視聴には一般的なバッテリー持ち。
AvidPad S60のディスプレイ
タブレットの画面スペック
2000×1200解像度
16:10比率
リフレッシュレート58Hz。
最大輝度 330nit
低価格ながら十分な視認性。 発色はややクール系で設定の「コントラスト&カラー」で
調整するとより自然な表示になる。
AvidPad S60はYouTubeでもレビューしてる
詳しく動画で見たい方はコチラ
動画視聴の快適性
Widevine L1 に対応しておりNetflixやAmazon Prime Videoの高画質再生が可能。
格安タブレットの多くがL3のため、この点は大きな強み。
オーディオ
搭載スピーカー
ステレオスピーカー を左右の側面に1つずつ搭載。
音質は可もなく不可もなくといった印象。
イヤホン
イヤホン端子を搭載しており有線イヤホンが使用可能。
Bluetoothは AACまで対応 し、高音質コーデック(LDAC、aptX Adaptive)には非対応。

処理性能
AvidPad S60のSoCは Unisoc T606
RAM 6GB(拡張RAM込みで最大18GB)
ストレージ 128GB UFS2.1。
ベンチマークスコア(AnTuTu v10)は 267690 で、低価格帯タブレットとしては良好な結果。
Google ChromeのSpeedometer 3.1スコアは 3.41
Web閲覧も快適。 ゲーム性能は軽量ゲームは出来る程度、重量級ゲーム(原神など)は設定を下げても難しいのでもっと上位モデルを。

ナビ機能
S60はWiFiモデルのためSIMカードスロットはなし。
位置情報の取得は可能 だが、ジャイロセンサーが非搭載 のためナビ用途としてはおすすめしづらい。
AvidPad S60 タブレットまとめ
AvidPad S60は、1.5万円台で購入できる軽量Android 15タブレット。
- 軽量で持ちやすい(415g)
- 動画視聴向け(Widevine L1対応、2Kディスプレイ)
- オーディオ端子搭載
- Web閲覧は快適
- ゲームは軽めなら問題なし
SIM対応はなし。ナビ用途には不向き。
ネット検索や電子書籍、動画視聴がメインのユーザーには十分な性能を持つモデル。
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