価格2万円台前半で12インチ搭載、その実力とは?
2025年モデルへアップデートされたAvidPad A90は、12インチの大画面を備えた格安タブレット。
動画視聴に適した大型ディスプレイに加え、日本の主要バンドを網羅したデュアルSIM対応、ジャイロスコープ搭載などの特徴を備える。そのあたりをYouTubeで数多くタブレットレビューをしてるヨーイチが実機を使い、詳しくレビュー。
AvidPad A90の特徴
価格は日々変わりますがアマゾン:¥22,423 (今日現在)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ディスプレイ | 12インチ |
| SoC | Helio G99 |
| RAM/ROM | RAM 8GB+拡張最大24GB/ROM 256GB |
| バッテリー | 8180mAh/最大18W充電対応 |
| SIM対応バンド | B:1, 3, 8, 18, 19, 26, 28, 41 |
サイズ・質感・ビルドクオリティ
アルミニウム合金製の素材で手触りも良く、指紋が付きにく出来てる。
| 項目 | 数値・特徴 |
|---|---|
| 本体寸法 | 約278×175×7.5mm(横×縦×厚さ) |
| 重量 | 約529g(12インチとして軽量級) |
| ボディ素材 | アルミニウム合金(アルマイト仕上げ) |
| 背面加工 | 艶消しグレー・指紋が目立ちにくい |
| SIMスロット | nanoSIM×2+microSD(最大1TB) |

表示性能と映像体験
低価格帯ながら、12インチの大型サイズで動画をフルHDの高画質再生が可能。ホワイトバランスや発色も良好で、1万円台の12インチより上。リフレッシュレートが90Hzなのも好印象。ベゼル幅も約7.8mmの薄型。
| 項目 | スペック・印象 |
|---|---|
| サイズ/解像度 | 12インチ/2000×1200(15:9比率) |
| リフレッシュレート | 最大90Hz(滑らかな動作感) |
| ベゼル幅 | 約7.8mm(実測値) |
| 輝度 | 最大360nit(自動調整機能あり) |
| Widevine対応 | L1(Amazonプライムなど高画質表示対応) |
ベンチマーク結果
- Speedometer 3.1 : 5.7 – G99搭載としては高水準
- PCMark for Android : 9936 – G99搭載としては高水準
- Geekbench 6 : 715/1870 – G99搭載としてはコチラはやや低め
AnTuTu 10
- AnTuTu 10 : 413,424
AnTuTuも40万をオーバーしていて、このスコアはG99搭載タブレットの中ではトップクラス。

充電・バッテリー性能
- バッテリー容量:8180mAh(一般的な使用で安心の持ち)
- USB-Cポート搭載(18W充電まで対応可)
- 付属は10W充電器だが、20W以上の充電器で効率向上可能
通信・対応バンド
格安タブレットにありがちな「ソフトバンク限定」のような対応バンドではなく、主要3キャリアの通信をカバーする安心設計。ちなみに楽天もOK。SIMカードは入れただけでは通話だけになるため、各SIM用のAPN設定を忘れずに。
| キャリア | 対応バンド |
|---|---|
| docomo/au/SB | B1/3/8/18/19/26/28/41(全プラチナバンド対応) |
このタブレットでゲームは遊べるか?
Helio G99+8GB RAMの組み合わせで、エントリー機以上の快適動作を実現。
重たいゲームの「原神」の場合、最低画質ならプレーが可能。
その他の機能と注意点
- 顔認証対応(明るい環境で安定)
- Android 15搭載/マルチタスク画面分割対応
- LDAC対応:ハイレゾワイヤレス音源再生もOK
- 3.5mmジャックなし(USB変換要)
- スピーカーのパワーが弱め (デジタル的なベスラウドネスで音量アップ可能)
- 電波感度は壁を挟むとやや減衰が早い(Wi-Fiルーターから距離があると減衰しやすい)
AvidPad A90 2025モデル まとめ
AvidPad A90は2万円台前半ながら、12インチの大型ディスプレイで、安定した人気のHelio G99搭載。このあたりから動作に不満を感じる場面は少なく、ワンランク上の動画体験ができる。それとSIMカードの対応バンドも全社カバーできている上に、ハイレゾワイヤレスのLDACにも対応。
数台見かける1万円台の12インチタブレットより、多くの面で一段階上の快適さを得られ、動画中心で使いたいユーザーにはおすすめのタブレットです。




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