今回は最新の11インチAndroidタブレット Alldocube iPlay60 Pro を購入したので、メリットとデメリットを徹底解説する。
低価格ながらスペックを見たときに「これは使える!」と感じたので、実際の使用感をレビューしていく。
Alldocube iPlay60 Pro価格
Alldocubeですが格安タブレットの中でも特にコスパが高いメーカーの一つで
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11インチタブレットのサイズ感
Alldocube iPlay60 Proのディスプレイサイズは11インチ。12インチのiPlay60 Pad Proと比較するとこの位の差。

長時間手で持つなら11インチが扱いやすく、大画面で迫力ある映像を楽しみたいなら12インチが適している。
本体の寸法は
横幅約256mm、縦約168mm、厚み8.5mm。
持ち運びにも適したサイズ感だ。一般的な10.5インチタブレットと比較すると、そこまで大きな差はなく、似た使い勝手になる。
YouTubeでもレビュー
YouTubeでもレビューこのAlldocube iPlay60 Proはレビューしてて、併せて見てもらうとより理解できます。
Alldocube iPlay60 Proのデザインと質感
ボディカラーは美しいライトブルー。素材には加工されたアルミニウム合金が使用されている。上位機種では一体成型が多いが本機はフレームと背面が別パーツで構成されている。

背面にはロゴマークがプリントされ、技適マークやシリアルナンバーはシールで貼付されている。
カメラは背面13MP、前面5MPで、低価格帯としては標準的な性能。2万円以下のタブレットでは珍しい仕様だ。
インターフェースとタブレットのボタン位置
- 電源ボタン:左上に配置
- 音量調整ボタン:電源ボタンの横に設置。左側がボリュームアップ、右側がボリュームダウン
- USB-Cポート:右側面中央に搭載

本機のバッテリー容量は7000mAh。
コストダウンの影響なのか、11インチにしては少し物足りない容量だ。
PC Mark Work 3.0 battery lifeテストでは13時間15分
YouTubeを70%のバッテリー残量から1時間視聴すると13%減少という結果が出た。
充電速度についてはPDに対応しておりスペック通りのパフォーマンスだ。
Alldocube iPlay60 Proのディスプレイ性能
ディスプレイは11インチ解像度1920×1200のIPSパネルを採用しており、視野角が広く、発色も良好です。
特に注目すべきポイントは90Hzのリフレッシュレート。スクロールや画面切り替えが滑らかで、この価格帯で一般的なタブレットは60Hzディスプレイですので、それらと比べて明らかに快適な操作感が得られます。

さらに、最大輝度450nitの仕様で、明るさが350nitのエントリークラスのタブレットと比べると1段階上。屋外や明るい環境でも見やすいです。また、ディスプレイのカラー設定として以下の4つのモードが用意されています。
- ナチュラル(標準設定)
- ブースト(やや鮮やか)
- ビビッド(色が強調される)
- 自動調整(周囲の光に合わせた補正)

タッチパネルは10点マルチタッチ対応で、指の動きにもしっかり反応。3本指以上のタッチでも正確に動作するため、タッチ精度の面でも問題なし。保護フィルムが最初から貼られており、滑り心地は悪くないですが指紋や皮脂はやや付きやすい印象です。
ベゼル(画面周りの枠)は約9mmで極薄ではないものの、最近のタブレットの標準的な範囲。ちなみにiPlay60 Pad Proは8.5mmと、若干狭め。画面を囲む枠の厚みに関しては好みが分かれるところですが、持ちやすさの点では許容範囲内でしょう。
オーディオ性能|スピーカーとイヤホンの実力は?
- 内蔵スピーカー:左右側面に2個ずつ搭載された4スピーカー構成
- オーディオ端子なし:有線イヤホン使用時はUSB-C変換アダプターが必要
- 対応Bluetoothコーデック:SBC、AAC、LDACに対応
スピーカーの音質は価格帯を考慮すると優秀。1万円台としてはかなり頑張っている印象だった。ただし最小ボリュームが高め。
SIMカード対応|日本国内のバンドはどうか?
本機は4G対応で、日本国内で使用できるバンドは以下の通り。
- バンド1、3、8、18、19、26、28、41(日本主要キャリア対応)
プラチナバンドにも対応しているため、通信環境は良好だ。注意点としSIMカードを入れただけでは通信できない場合がある為、必ずAPN設定を行う必要がある。
Widevine L1対応|動画サービスの再生品質
動画視聴時に重要なのがWidevine DRMの対応レベルで本タブレットはWidevine L1のため、NetflixやAmazon Prime Videoで高画質再生が可能だ。 Widevine L3の機種だと720pまでしか表示できないため、タブレット購入時は要チェック。

Alldocube iPlay60 Pro ベンチマーク結果|性能の実力を検証
Alldocube iPlay60 ProのSoCにはHelio G99を搭載。ベンチマークスコアは以下の通り。
- Speedometer 3.0(Chrome):4.23(iPlay60 Pad Proは4.67)
- 3D Mark Wild Life:1201(Pad Proとほぼ同等)
- AnTuTu v10:385715(Pad Proの40万点超えよりやや低め)


電子書籍のページ切り替えやネット検索のレスポンスは快適。
重量級ゲームは設定を下げれば動作可能だが、原神の起動速度はPad Proよりも少し遅くストレージ性能の影響と推測される。
結論|Alldocube iPlay60 Proは買いか?
今回レビューしたAlldocube iPlay60 Proは、1万円台前半で購入可能な11インチタブレットとしては非常に優秀。
- ディスプレイの明るさと90Hzリフレッシュレート
- 4G対応バンドの充実
- 価格に対して良質なスピーカー
一方で、バッテリー容量7000mAhはやや物足りなくこの点はコストダウンの影響だと推測。
でも総合的に見て、この価格帯ではトップクラスの性能。格安タブレットの中では非常におすすめできるモデルだ。
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